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イチモンジセセリ 鱗翅目 セセリチョウ科 セセリチョウ亜科  
2005年7月16日  南アルプス市 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/4.5 1/125sec ISO200

茶色くて、後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つセセリチョウ。都会の真ん中から高原に至るまで様々な環境で見られ、個体数も極めて多い普通種。他のセセリチョウと同様、チョウにしては胴体が太く色合いも地味なので、しばしばガの仲間と間違われてしまう。訪花性が強く、まざまな花で吸蜜する。盛夏には地上で吸水することも多く、集団を形成することもある。南方系のチョウで、夏から秋にかけて分布を北に広げる。西南日本でも晩夏から秋にかけて個体数が増える。幼虫の食草は、イネ、ススキ、エノコログサなど。
アップで見ると大きくてつぶらな瞳が可愛い。羽根をつまんでほっぺたに当てると足がサワサワと当たって心地よいのでよく遊んだものである。