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シラタマホシクサ ホシクサ科 ホシクサ属   
2005年9月11日  葦毛湿原 Canon EOS 20D EF100mmMacro f/5.6 1/640sec ISO400

シラタマホシクサは東海地方4県だけに自生する1年草で、三河の湿原の草花を代表するものの1つである。葉は長さ14〜20p、幅1〜3oの線形で、先端が尖る。花茎は高さ20〜40cmになり、細くても直立できるようにねじれている。花は直径6〜8oの球形で、ふわふわとした白い球に似ている事からこの名前がつけられた。 「白球星草」なのである。
年々自生地が縮小しており、愛知県レッドデータブックでも絶滅危惧U類に分類されて、絶滅の危険が増大している種とされている。葦毛湿原でも個体数が減少してはいるが、比較的大きい群落も残っていて開花の盛期には銀河のように美しく輝き、訪れる人々を魅了している。