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セキヤノアキチョウジ シソ科 ヤマハッカ属   
2005年9月18日  津具村 面の木園地 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/8.0 1/160sec ISO100

セキヤノアキチョウジは関東と中部地方に分布し山地に生える多年草。
箱根の関所の番小屋(関屋)の周辺でたくさん見られ、秋になると「丁字」に似た花が咲くことから名付けられたとの事。アキチョウジが岐阜県以西に分布するのに対して本種は関東と中部地方に分布している。アキチョウジ(秋丁字)に比べ、葉の先端が尖っている、花柄が長いこと等の特徴がある。茎や葉は除虫剤や香料になる。 高さ30〜90cm。茎は四角形で稜には下向きの細い毛がある。葉は対生し、長さ5〜15pの長楕円形で先端が尖り、短い柄がある。花は長い花柄の先に青紫色の唇形の花を下向きに多数つける。