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アキノキリンソウ キク科 アキノキリンソウ属  
2005年10月10日  葦毛湿原 Canon EOS 20D EF100mmMacro f/8.0 1/80sec ISO100

アキノキリンソウは日本全国の草原から明るい森林に生育する多年草。和名は秋に咲く麒麟草であり、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえたものという。草丈は直立して30〜60センチ、茎は細長く強い。 葉は互生して下部は卵形、上部は小さくなり細長く先端が尖る。 花は9〜10月ころ、茎頂に黄金色の花を穂状につける。 花は中央に筒状花が10個くらいあり、周りに舌状花が囲む。
花が泡立つように咲くことから別名をアワダチソウという。セイタカアワダチソウは本種と同属の帰化植物であり、草丈が1.5mにもなる。花粉症の元凶と間違われ、嫌われ者のレッテルが貼られているが、花を良く見ればどちらも美しく、同じ作りで同属であることがわかる。