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シモツケ バラ科 シモツケ属  
2005年10月16日  新城市 比丘尼城趾 Canon EOS 20D EF100mmMacro f/11 1/20sec ISO100

シモツケは山地から亜高山帯にかけての日当たりのよい岩場に生育する落葉低木で、東北から九州まで分布する。いわゆる「灌木」と呼ばれるものの一つで、1本の幹が直立するのではなく、地ぎわから細い幹がいくつものびてブッシュ状になる。このため、小型のものは一見すると草のようである。夏に直径5mmほどの赤い小さな花を散房状に多数つける。ユキヤナギやコデマリの仲間で、美しい花故、古くから庭木として使われてきた。
名前は栃木の旧地名である下野(しもつけ)で最初に見つかったというのが良く言われている説だが、花が霜の降りたよう咲くという説もある。