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ダイモンジソウ ユキノシタ科 ユキノシタ属 
2005年10月16日  面の木園地 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/6.3 1/3sec ISO100

ダイモンジソウは低山から亜高山にかけて沢の岩場や岩壁などの湿り気のある場所に生える多年草。草丈5〜40cm。葉は地際から出て、掌状に浅く裂ける。花径1〜2cmで『大の字』の白い花をつける。上側の短い3つの花弁と下側の2つの花弁のとりあわせが「大」の字を思わせることからその名がついた。画像の花はパッと見、そのように見えないが首を左に傾けてご覧頂ければ、なるほどと頷いて頂ける事と思う。他の草に紛れてひっそりと咲いていた少し元気のない株だったため小型の大文字である。ユキノシタ科だけに本家ユキノシタとも似ていて小さな花だが愛らしい。形も特徴的だがオレンジ色をした「やく」も彩りを添えている。