前の日 11月5日


トモエシオガマ ゴマノハグサ科 シオガマギク属 
2005年10月16日  津具村 面の木園地 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/5.6 1/30sec ISO100

トモエシオガマは、本州の中部地方以北の亜高山から高山に成育する多年草。葉は全て互生し、やや細く(長さ10〜25ミリ、幅4〜7ミリ)狭披針形、長楕円状披針形で側脈が多く縁には長いきょう歯がある。夏に茎の頂に苞葉が密生しその中から淡紫色の花を開く。花冠は下部は筒状で上部は唇形状となり、上唇はくちばしのようになり、下唇は浅く3裂する。花状は短くつまっている。トモエシオガマはシオガマギクの変種とされており、花が枝の先端に集まって咲き、ねじれているので上から見ると巴状に見えるのが名の由来。シオガマギクは、巴型に近い形の花が茎のあちこちに多層にわたって咲く。