前の日 11月26日


アキノノゲシ キク科 アキノノゲシ属 
2005年11月3日  豊橋市 Canon EOS 5D EF50mmMacro f/4.0 1/200sec ISO100

アキノノゲシはキク科の一年草で、東アジアや東南アジアに広く分布し日本でも各地で見られる。 高さ60センチ〜2メートルほどにもなる大型の植物。荒れ地や河原、放棄された畑、野原の日当たりのよいところに生育する。ノゲシやオニノゲシとは属す種類が違うが、よく似た花を咲かせることから名がついたとされる。葉は互生し、茎の上部の葉は全縁で小さく、下部の葉は羽状深裂し、長さ10〜30p。花期は9〜11月。茎頂に円錐花序をのばし、直径約2pのクリーム色の頭花を多数つける。キク科の植物だが筒状花はなく、いわゆる花びらに見える舌状花だけである。花が開くのは日中だけで夜とか雨の日は蕾んでしまう。リュウゼツサイやチシャの仲間なので食用になる。茎を切ると白い乳液が出る。