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カタバミ カタバミ科 カタバミ属 
2005年12月4日  葦毛湿原(周辺) Canon EOS 5D Tamron90mmMacro f/2.8 1/800sec ISO100

カタバミは日本全土に広く分布する多年草。庭や畑の雑草としてお馴染みであり、やっかいな植物の1つである。地下部には地上の茎の割には太い根があり、草むしりしてもこの根が残っていてしつこく再生してくる。茎は地上を這い、所々から根を出して広がっていく。花は春から秋まで次々と咲かせ、種子を付けて繁殖する。実にさわるとたくさんの種子がはじけ、種子を自力で散布する。繁殖力旺盛なのである。花期は通常5-10だが、東三河のような温暖な地域では通年咲く。5弁の花びらは鮮やかな黄色で結構かわいい花である。葉が睡眠運動をし、夕方になって閉じると一方が欠けて見えることがカタバミ(片喰)の名の由来。