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イモカタバミ カタバミ科 カタバミ属 
2005年11月27日  足助町 Canon EOS 5D Tamron90mmMacro f/5.6 1/400sec ISO400

イモカタバミは野原や草地、道ばたなどいたる所で見ることができるアメリカ原産の多年草。地下に大きな塊茎ができ、小芋をつくって増えることからこの名がある。葉は長柄をもち、三枚の小葉からなる複葉で夜は葉を閉じる。葉の腋から花茎をのばし、5弁花を開く。花の中心部は紅紫色。茎および葉は蓚酸(しゅうさん)を含有し酸味があり、疥癬(かいせん)などに薬効がある。よく似ているものにムラサキカタバミがあるが、イモカタバミは花弁の基部の色が濃く、花びらの脈が目立つ。また葯はムラサキカタバミの白色に対し、黄色である。群がって咲いている姿は緑の葉によく映えて美しい。