アオキは宮城県以西の本州、四国、九州、南西諸島に分布する常緑の低木。常緑樹林の林床や谷沿いなどの適潤地に生育する。枝が緑色なので、アオキの名が。赤い大きな実を秋から春まで長期間付けるので花の少ない時期に喜ばれ、庭木にもよく植栽されている。雌雄異株である。雄花は春に多数付き、濃い小豆色である。花弁は4枚、雄しべも4本である。