各画像をクリックすると大きな画像となります。
 大きな画像をクリックすると元に戻ります。

御的(おまと)神事及び「からかい」の間、先に入場した黒鬼は何処へ?
と探しますと、社務所の横で見物客の頭をナデナデしていました。
この黒鬼は国津神であり、争いの行方を心配して見守っているのだ
そうです。

赤鬼が退散した後、平和になった事を喜んでボンテンザラの神事が
執り行われます。 まず、天狗が薙刀で勝利の舞を踊ります。
(ていうかそのような儀式です(;^_^A  ) 
続いて司天師と笹良子の楽器演奏があり、再び天狗が今度は薙刀を
鈴と手麻に持ち替えて神楽を舞います。平和になったことを祝福しての
お祝いの舞です。
天狗が神楽を舞った後、司天師がのけぞったり転びそうな仕草を
しながら神楽を舞います。 赤鬼(荒ぶる神)に打ち据えられて足
や腰を痛めた二神(司天師)がビッコを引きながら平和になった喜
びを表現しているのだそうです。

司天師の後、笹良子が鈴と拍板を持って神楽を舞います。笹良子
は神に仕える侍女の事だそうです。その後「御玉引」という、その年
の天候を占う神事があるそうですが、取材班は「門寄り」の取材に
向かったので残念ながら目撃してはいません。

次ページへ続く

その5