4月19日(水) 赤口
旧暦 閏2月29日
月齢 28.4 晦日月 (中潮)


<行 事>
岐阜古川祭(20日まで)



<過去の出来事>

  • アメリカ独立戦争勃発(1775)

  • 伊能忠敬、蝦夷地の測量に出発(1800)

  • 『新約聖書』の日本語訳完成(1880)

  • 円、戦後最高値1ドル=79円75銭(1995)

  • 第1回ボストン・マラソン
    1775年4月19日の米独立戦争開始にちなみ、1897年の今日、第1回ボストン・マラソンが開催された。現在、単独レースとしては世界最古。日本は1951年の初参加で、田中茂樹が優勝を飾っている。

  • 明るいサラリーマン小説の祖・源氏鶏太生まれる
    「出世することを心がけつつ、かりにそれが失敗に終わったとしても、サラリーマンになったことが、自分にとって成功であった、と思えるようになりたいものだ」――『新サラリーマン読本』でそう書いた源氏鶏太。大阪住友合資に入社し、1956年の退社まで、2足のわらじで小説を執筆。『三等重役』など月給取り体験を反映させたユーモア小説を生んだ。1912年(明治45)のこの日誕生。


<記念日>
無し


<今日の雑学>
梅毒で亡くなった歴史上の人物
1910年4月19日、ドイツの国立血清研究所所長エールリッヒが初の抗梅毒剤の開発に成功した。梅毒はもともと西インド諸島の風土病だったが、大航海時代の西洋人によって世界中に広められた。1493年にコロンブス一行がエスパニョーラ島(ハイティ島)からヨーロッパへ持ち帰り、16世紀にはバスコ・ダ・ガマによってインド、中国、日本にまで伝わっている。梅毒の治療としては古くから水銀剤やヨード剤を用いた方法があったが、それらは完全ではなく、20世紀になってペニシリンが発見されるまで梅毒は不治の病だった。そのため、シャルル8世、ヘンリー8世、エラスムス、ハイネ、シューマン、ボードレール、ニーチェ、モーパッサン、ベートーヴェン、加藤清正、浅野長政、結城秀康、前田利長、浅野幸長らが梅毒やその影響によって死亡している。