9月8日(金) 赤口
旧暦 7月24日
月齢 22.7 (有明月) (小潮)


<二十四節気>
白露 (はくろ)  八月節
太陽視黄経 165 度
陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也(暦便覧)
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。

<行 事>


<過去の出来事>

漱石、イギリスに留学(1900年)

イタリア無条件降伏(1943年)

米軍がジープで東京に進駐を開始(1945年)

サンフランシスコ講和条約(1951年)
 1951年、サンフランシスコで対日講和会議が開かれた。その最終日の今日、吉田茂全権大使がサンフランシスコ対日講和条約と日米安全保障条約に調印した。

元号を「明治」と定める(1868年)

静止衛星ひまわりが初画像を送信(1977年)



<記念日>

●国際識字デー
1965年のこの日、イランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に回す提唱をしたことを記念して、識字教育を推進するユネスコが制定した日。識字とは「読み書きができる」という意味。識字率の高い日本では実感しにくいが、世界には戦争や貧困によって読み書きのできない人が10億人以上いるといわれる。



<今日の雑学>

中秋の名月
今日は旧暦の八月十五日。この日は秋の真ん中の月の真ん中の日、つまり秋全体の真ん中の日と考えられますから、この日のことを「中秋」と言うことがあります。旧暦は太陰暦の一種ですから日付は空の月の満ち欠けの具合によく対応します。月の半ばである15日の夜の月は必ず満月か満月に近い丸い月が見えることから「十五夜の月」=「満月」と考えられるようになりました。中秋の日(旧暦八月十五日)の夜の月も当然満月かそれに近い月です。中秋の日の夜に澄んだ秋空に昇るこの丸い月はやがて中秋の名月と呼ばれるようになり、これを観賞する風習が生まれました。
秋は収穫の時期でもありましたのでその年の収穫物を月に供える風習が各地に残っています。現在、月見団子を供えるのも、収穫物の芋に見立てて供えた風習だと考えられています。