11月6日(月) 先勝
旧暦 9月23日
月齢 22.4 下弦 二十三夜 (小潮)


<行 事>


<過去の出来事>

『南総里見八犬伝』の曲亭馬琴没す(1848年)
 江戸後期を代表する戯作者・曲亭馬琴は、1767年(明和4)江戸の下級武士の家に生まれた。代表作『南総里見八犬伝』は、和漢混交、雅俗折衷の名文として有名。失明した後は息子の嫁に口述筆記をさせ、28 年の歳月をかけて完成させた大作である。1848年(嘉永元年)の今日没。82歳。辞世の歌は「世の中の役をのがれて、またもとに還るは天(あめ)と土の人形」。

GHQが財閥解体指令(1945年)

国鉄北陸トンネル内で列車火災。死者31人、重軽傷者37人(1972年)

節電のため、大都市のネオンサインを消す(1973年)

東京・下北沢に本多劇場オープン(1982年)

2002年サッカーW杯、日韓共催決定(1996年)



<記念日>

無し



<今日の雑学>

赤い灯、青い灯のネオンの歴史
1973年の今日からしばらくの間、オイルショックによる節電で夜の街からネオンサインが消えた。ネオンはギリシャ語で、新しいという意味の「ネオス」からつけられた名で、1898年にイギリスの化学者が、液体空気の実験を行っているときに偶然、発見された。数年後、パリの医者クロードは、ガラス管の空気を抜いてネオンを詰め、そこに電気を通して発色させる方法が考案し、特許をとった。世界で初めてネオンを看板にしたのは、1922年のアメリカ。美しく光る自動車販売店の看板は大変な評判を呼んだという。日本でもその翌年にはネオンの研究が始まっている。昭和4〜5年には銀座などの広告看板に用いられるようになり、夜の「銀ブラ」族の目を楽しませた。