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11月8日(水) 先負
旧暦 9月25日
月齢 24.4 (有明月) (小潮)
<二十四節気> |
立冬 (りっとう) 十月節 |
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<行 事>
<過去の出来事>
ドイツの学者レントゲン、X線を発見(1895年) 1895年のこの日、放電管を使った実験を行っていたレントゲンは、放電管から離れたところにあった結晶やスクリーン用の紙が、突然光り始めたことに気づいた。彼はこの新しい現象に着目。その結果、非常に透過力の高い未知の放射線の存在を確認。“未知のもの”という意味のある“X”を使って「X線」と名付けた。この発見により、1901年にレントゲンは初のノーベル物理学賞受賞者となった。 道路交通取締法公布(1947年) 南極観測船「宗谷」出発(1956年) 民主党のジョン・F・ケネディ、米35代大統領に(1960年) 岡本綾子、全米女子プロゴルフで初の外国人賞金女王(1987年) アジア杯サッカーで日本がサウジアラビアを破り初優勝(1992年) |
<記念日> |
●世界都市計画の日 1949年11月8日、アルゼンチンの都市計画学者のパオレラ教授が、世界都市計画機構の設立をめざして、毎年この日を「世界都市計画の日」と制定。日本では1969年から実施されている。 |
<今日の雑学> |
生きた骨を最初に見たレントゲン 1895年の今日、陰極線を調べていたレントゲンは、金属でもゴムでも木でも透過してしまう光線を発見し、その光線は科学や数学の世界で、未知の量に対して用いられるXを使ってX線と呼ばれた。彼は実験中に偶然スクリーンに写った手の骨を見て驚いたそうだ。骨は筋肉などよりも透過しにくいので、その影が写し出されるのだが、彼は生きた状態の骨を見た世界で最初の人間となったわけだ。発見の数週間後、彼は子ども達を集めて、X線で箱の中の物を透視してみせ、喜ばせたという。その後、X線は医学に多大な貢献をすることになったのはいうまでもないが、発掘品、美術品などの鑑定によって歴史が書き変わるような大発見にも寄与した。 |