11月18日(土) 先負
旧暦 10月6日
月齢 4.7 (夕月) (中潮)


<行 事>


<過去の出来事>

日本人の心のふるさと“古賀メロディー”―― 古賀政男誕生す(1904年)
 『影を慕いて』『酒は涙か溜息か』『湯の町エレジー』など、日本人の心をとらえた数多くの“古賀メロディー”を生み出した古賀政男が1904年の今日、福岡県に生まれた。古賀メロディーは、戦争中は軟弱な歌として軍部から嫌われる一方、心のやすらぎが得られるとして戦場の兵隊や国民には支持された。5000曲ともいわれる作品を残した古賀は、人一倍自作への愛着が強く、また感情移入も激しい人だった。森進一の『人生の並木道』のレコーディングに立ち会った時には、若い頃の苦労を思い出した古賀が思わず泣いてしまったというエピソードがある。晩年、色紙によく書いた言葉は「音楽和也」。自分が作った悲しい歌が歌われなくなる世の中、平和な世の中を望みながら、歌謡界の大御所は1978年にこの世を去った。

アインシュタイン博士、東京着(1922年)

大日本ホッケー協会創立(1923年)

ミッキーマウス、アニメ『蒸気船ウィリー』で初登場(1928年)

京都駅焼失(1950年)

東京駅前に新丸ビルが完成(1952年)

フォード大統領来日。米大統領としては初めての来日(1974年)

初の公式女子フルマラソンである第一回国際女子マラソンが東京で開催(1979年)



<記念日>

●土木の日(日本工学会)
「土木」の「土」は「十一」に、「木」は「十八」に分解できることと、日本工学会の前身である工学会が1879年のこの日に設立されたことから、土木技術の普及を目的に、日本工学会が制定した日。



<今日の雑学>

おふくろさんは高貴な呼び名?
「おふくろさんよ〜」といえば、森進一のヒット曲だが、この「おふくろ」という呼び名、もとは高貴な人の母親のことをさす言葉だった。鎌倉時代の古文書に書かれた「将軍家御台様、同御袋様」の御袋様は、尼将軍政子のことで、元は剃髪して隠居した母親という意味で使われていた。室町期には単に母親をさす言葉となったが、いずれにしても大臣以上でなければ使えない言葉だったようだ。「おっかさん」という言葉も、元は上流社会の「北の方」が語源。「方」をとって「お方さま」と呼ばれたのが「おかかさま」から「おっかさん」と変化したもので、明治になって「おかあさん」になった。