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11月19日(日) 仏滅
旧暦 10月7日
月齢 5.7 (夕月) (中潮)
<行 事>
<過去の出来事>
近世俳諧の大家・小林一茶逝く(1827年) 「やせ蛙負けるな一茶ここにあり」「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」など、牧歌的な俳句で親しまれる小林一茶だが、彼の人生は不幸そのもの。継母からのいじめ、父の死後の遺産相続争い、妻子に先立たれ、再婚した後も妻子を失い、文政の大火で家を焼かれた1827年(文政10)の今日、土蔵の中で亡くなった。65歳。「他の富めるをうらやまず、身の貧しきを嘆かず、ただ慎しむは貪欲、恐るべきは奢り」という一茶の心のよりどころが俳句の世界だった。 作曲家シューベルト没(1828年) 米大統領リンカーンが「人民の、人民による、人民のための政治」の有名なゲティスバーグ演説を行う(1863年) 日本初の「第九交響曲」演奏会が東京音楽学校で行われる(1924年) わが国初の女子ボクシング試合(1950年) 国鉄東海道本線の全線電化が完成(1956年) 緑のおばさん登場(1959年) 戦後初の赤字国債発行を閣議で決定(1965年) 史上最短命の横綱栃ノ海引退。在位2年9カ月(1966年) 山口百恵、三浦友和挙式(1980年) ジュネーブで米ソ首脳会談。レーガン、ゴルバチョフ(1985年) |
<記念日> |
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<今日の雑学> |
三三九度の盃の由来は? 引退後十数年経った今も、芸能ニュースの話題になるほどの人気者・百恵ちゃんが挙式したのが、1980年の今日。百恵ちゃんは教会での式だったが、神前の結婚式につきものなのが三三九度の盃。大小三つ重ねの盃に三献の酒を注ぎ、新郎・新婦が一杯を三度に分けて飲み、それを三回取り交わすので、三三九度といわれるのだが、なぜこの数になったのだろうか。この由来は陰陽にもとづくもので、三は「天・地・人」を意味するめでたい陽の数、九は一、三、五、七、九の陽の数のうちの至数の数、つまりもっともめでたい数とされていることからきたものである。三三九度の習慣は江戸時代から一般的になり、今日まで伝わっている。 |