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11月27日(火) 赤口
旧暦 10月15日
月齢 13.7 満月 十五夜 (中潮)
<行 事>
<過去の出来事>
東大の赤門は将軍家斉が建てた(1827年) 子沢山で知られる徳川第11代将軍家斉は、嫁いだ娘の邸がすぐわかるように朱塗の門を建てさせた。そのひとつが現在も残る東大名物の赤門。東大の本郷の敷地は、当時加賀百万石前田家のもので、この赤門が建ったのが1827年(文政10)の今日だった。 経営の神様・松下幸之助生まれる(1894年) 1894年(明治27)のこの日、和歌山県で松下幸之助が誕生した。一代で町工場から松下グループを築きあげ「経営の神様」といわれる。「物をつくる前に人をつくれ」を持論とする松下は、昭和初期の不況時、多くの企業が従業員解雇と賃金カットを行う一方で、工員を半日休ませ生産調整をしながら、営業担当の社員には休日も出勤させ在庫商品を販売。このはからいに感激した社員は、一丸となって販売に力を入れ、在庫は完売したという。「部下の短所ばかりを見ていては人は使えないし、育たない」は、数ある名言のひとつ。 日本ヨット協会創立(1932年) 皇太子妃に正田美智子さん決定(1958年) 日米安保改定阻止統一行動で、デモ隊が国会構内の突入(1959年) 福岡で第1回国際マラソン選手権。後に福岡国際マラソン(1966年) 中曽根康弘内閣発足(1982年) 横綱千代の富士敗れ、53連勝でストップ(1988年) |
<記念日> |
●ノーベル賞制定記念日 1895年のこの日、スウェーデンの科学者、事業家であったノーベル(Alfred Bernhard Nobel)が、後にノーベル賞設立のもととなる遺言状を書いたことを記念して制定された日。授賞式はノーベルの命日の12月10日に、ストックホルム(平和賞はオスロ)で、スウェーデン国王臨席のもとに行われる。 |
<今日の雑学> |
ノーベル賞設立のきっかけは ダイナマイトの発明などで巨額の富を築いたノーベルが、そのお金を「人類の福祉に最も具体的に貢献した人々」に与えたいと考え、その遺言状どおり、子どものなかった彼の遺産はスウェーデン王立科学アカデミーに寄付された。その基金の利息を各年ごとの賞金にあてるというノーベル賞の設立は1901年。ちなみにこの遺言状のきっかけは、その数年前にノーベルの兄が死んだことを、フランスの新聞が本人が死んだと誤報したことだという。この新聞はノーベルのことをダイナマイトで儲けた「死の商人」と書いたために、これにショックを受けたノーベルは、その遺産を人類のために使うことを考えたのだ。各賞や年によっても賞金額は違うが、文学賞の賞金は9千万円あまりだといわれている。 |