12月7日(木) 仏滅
旧暦 10月25日
月齢 23.7 (有明月) (小潮)


<二十四節気>
大雪 (たいせつ)   十一月節
太陽視黄経 255 度
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)
朝夕には池や川に氷を見るようになる。大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃。

<行 事>



<過去の出来事>

幕府、神戸港を開港し大阪を開市する(1853年)

日本初のラグビー国際試合(1901年)

負傷者に敵も味方もない――日本赤十字社の佐野常民没(1902年)
 1902年12月7日、日本赤十字社の前身である博愛社を創設した佐野常民が81歳で逝去した。1877年に起きた西南戦争の際、官軍側の負傷者は軍病院で手当てを受ける一方、西郷側の死傷者は山野に放置されたままの状況に疑問を持ち、同年博愛社を創設、両軍関係なく負傷者の手当てを行った。博愛社は1887年に日本赤十字社となる。佐野は日本初の蒸気船、蒸気車の模型製作に成功した人でもある。

東海地方の大地震と大津波で死者998人(1944年)

長崎市とアメリカ・ミネソタ州のセントポール市がわが国初の姉妹都市となる(1955年)

池田勇人蔵相「貧乏人は麦を食え」と発言(1950年)

長嶋茂雄(立大)、巨人に入団決定(1957年)

秋田でニセ千円札発見。チ37号事件(1961年)

月面に立った宇宙飛行士は計12名、さよならアポロ計画(1972年)
 1961年からスタートしたアメリカのアポロ計画は、1972年のこの日打ち上げられたアポロ17号を最後に幕を閉じることになった。この間、6つの宇宙船により計12人の宇宙飛行士が月面に立った。持ち帰った月の石の合計は約 400sになるという。



<記念日>

●国際民間航空デー
1992(平成4)年の国際民間航空機関(ICAO)の総会で制定し、1994年から実施。国際デーの一つ。 1944(昭和19)年、ICAOの設立を定めた「国際民間航空条約」の署名が行われた。



<今日の雑学>

泥酔の語源
そろそろ忘年会シーズンが始まる。さしつさされつでついお酒が過ぎて、したたかに酔っぱらうことを泥酔というが、「泥」というのは、実は架空の虫の名前。海に棲み、水がなくなると、ふにゃふにゃになってしまう虫なのだとか。この泥虫のようにふにゃふにゃになってしまうので、泥酔というようになったそうだ。ちなみに酔っぱらいのことを「トラ」というのは、お酒を「ささ」と呼ぶことにひっかけた言葉。笹と虎の組み合わせはよく絵にも描かれるもので、ササにトラはつきものであるということ。いずれにしても、トラや泥にならないように、お酒はほどほどに。