12月16日(土) 友引
旧暦 11月4日
月齢 3.1 (夕月) (中潮)



<行 事>


<過去の出来事>

富士山の噴火(1032年)

イギリスで『権利の章典』が成立(1689年)

ボストン茶会事件(1777年)

東京・横浜両市内および両市間で日本初の電話事業開始(1890年)

東京山手線の電車が運転を開始(1909年)

東京駅八重洲口開く(1929年)

東京・浅草オペラ館開場(1931年)

日本初の高層ビル火災で白木屋が全焼(1932年)
 1932年のこの日、東京・日本橋のデパート白木屋(現・東急百貨店)の4階から発生した火災は、防火設備や消火の体制が不十分だったこともあり、死者14人、重傷者21人を出す大惨事となった。これがわが国初の高層ビル火災となった。当時は和服姿の女性が多く、恥ずかしがって飛び降りない女性が続出。以後、洋式の下着をつける女性が増加したきっかけになった事件としても有名。

史上最大の戦艦大和竣工(1941年)

夢の島ゴミ埋め立て始まる(1957年)



<記念日>

電話の日
1890年(明治23年)のこの日、日本で初めて電話が開通したことに由来する。



<今日の雑学>

ズロースの普及
1932年12月16日午前9時ころ、東京・日本橋の新築間もない7階建の白木屋呉服店(現・東急百貨店)で火災が発生。梯子車3台、ポンプ車3台が消火に努めたが、高層建築のため放水が届かず、正午すぎにやっと鎮火。火元の4階以上はほぼ全焼、死者14人、重傷者100人以上、被害総額700万円という大惨事となった。この14人の死者のうち13人が女店員で、原因は焼死でなく墜落死だった。和服のため下着をつけていなかった彼女たちは、ロープをつたって窓から降りる際、裾の乱れをおさえようとして片手がふさがり、体を支えきれずに落ちてしまったのだ。事態を深刻に受け止めた白木屋は火事の翌年から店員に洋服を奨励、一般にもこの事故をきっかけにしてズロースを履くことが普及していったと言われる。