1月6日(金) 友引
旧暦 12月15日
月齢 13.7 十五夜 (中潮)


<二十四節気>
小寒 (しょうかん)   十二月節
太陽視黄経 285 度
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)
この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。寒さはこれからが本番。池や川の氷も厚みをます頃である。

<行 事>

東京消防庁出初め式
群馬高崎だるま市


<過去の出来事>

斉明天皇が百済救援のために難波を出帆(661年)

近江令施行(671年)

日本初の水上競技大会開催(1920年)

自然体に生きた良寛和尚、74歳で逝く(1931年)

F・ルーズベルト大統領「4つの自由(言論表現の自由、信教の自由、欠乏からの自由、恐怖からの自由)」演説(1941年)

イギリスが中華人民共和国を承認(1950年)

アメリカ軍が初のメコンデルタ上陸作戦開始(1967年)

マラッカ海峡でタンカー祥和丸が座礁(1975年)



<記念日>

●消防出初め式
新年の初めに、消防署や鳶(とび)の人たちが集まって、消防の演習を行う行事。はしごの曲乗りなどが披露される。地方によって日はまちまちだが、1月6日に東京・晴海埠頭で行われる出初め式が有名。出初式は、江戸時代の定火消(じょうびけし)が上野東照宮で1年の働きを誓ったことに始まる。



<今日の雑学>

今日は良寛忌
江戸時代後期の曹洞宗の僧、歌人、書家として知られる良寛の命日は、1831年1月6日とされている。それにちなんで今日1月6日は「良寛忌」として、新潟県の良寛記念館などで催し物が行われている。良寛は1758年、越後出雲崎の名主兼神職の子に生まれた。18歳で出家し、22歳ころから国仙和尚に従い、備中玉島円通寺で10余年修業。その後、各地に草庵を結び、47歳で越後国上(くがみ)山の五合庵に入った。生涯、寺を持たず托鉢によって生活し、法を説かずに感化を与えて、人々に敬愛された。中央歌壇との交渉がなかったため、生前は一般には知られなかったが、自在純真な歌風は明治末期から評価が高まった。子供たちとよく遊んだ人間味豊かな人柄は多くの童話などに描かれている。