1月17日(火) 先勝
旧暦 12月26日
月齢 24.7 二十六夜 (小潮)


<行 事>
秋田大平山三吉神社梵天祭

<過去の出来事>

ローマ帝国が東西に分裂(395年)

アヴィニヨンの幽囚が終わり、教皇庁がローマに帰る(1377年)

鎌倉の鶴岡八幡宮が焼失(1821年)

板垣退助らが民選議員設立建白書を提出(1874年)

米軍機B52がスペイン海岸上空で墜落、水爆1個行方不明(1966年)

佐世保で原子力空母寄港に反対する反日共系学生が警官隊と衝突。重傷者68人(1968年)

アメリカ軍などがイラクへの空爆開始。湾岸戦争勃発(1991年)

ロサンゼルス大地震(1994年)

午前5時46分、阪神大震災発生(1995年)
 1995年のこの日、死者5000人以上という未曾有の被害をもたらした阪神大震災が発生した。M7.2, 死者6308人、負傷43177 人、行方不明者2 人。神戸、淡路島で震度7の烈震を記録。自衛隊出動、海外からの救援受入れの遅延など、政府・行政の初動態勢の遅れが被害を拡大させたとして、国内外からの批判が集中した。さらにハイテクを駆使したはずの災害応急システムが稼働せず、初期の情報収集の段階からその無力ぶりをさらけだした。一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化。日本の「ボランティア元年」といわれた。



<記念日>

おむすびの日
米に関係する民間企業やJA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000(平成12)年11月に制定し、2001(平成13)年から実施。 日附は公募で選ばれ、阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れない為、1月17日を記念日とした。



<今日の雑学>

「金色夜叉」の「今月今夜」とはいつ?
尾崎紅葉の「金色夜叉」に「来年の今月今夜(中略)僕の涙で必ず月を曇らしてみせる」という有名な一節がある。金剛石(ダイヤモンド)に目が眩んで心変わりしたお宮を貫一が足蹴にしてはく名台詞だ。実はこの「今月今夜」とは1月17日のこと。原典にあたれば「一月十七日、宮さん、善く覚えてお置き」とある。これにちなみ、物語の舞台となった熱海市では1月17日に「紅葉祭」を催している。ところでこの小説は実際の事件がもとになっていて、貫一は児童文学者・巌谷小波がモデル。彼には芝の高級料亭の女給・須磨という恋人がいたが、京都の新聞社に勤めている間に金の力で須磨を博物館員に横取りされてしまった。彼は彼女と結婚するつもりはなく、たいして怒らなかったが、友人の紅葉は激怒して料亭に乗り込み、須磨を足蹴にしたという。