【04:30 肩の小屋テント場】
翌18日はご来光を拝むべく、朝4時半に起床した。、北岳山頂で日の出を見ようという登山客も多く、朝3時頃から小屋の中がザワザワし始めたが、子供連れで暗い中を登頂するのは危険だと考え、肩の小屋でご来光を仰ぎ、朝食を済ませてから山頂にアタックする事にした。 朝のテント場の風景であるが、テントの数も多かった。
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【04:45 ご来光】
快晴に恵まれて厳しい冷え込みの中、4時45分頃日の出となった。東の空から大きな太陽がゆっくりと顔を出すと大勢の登山客から歓声が上がった。荘厳な景色であった。
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【05:30 朝食】
ご来光を拝んでからすぐにでも山頂を目指したかったのだが、なにしろ肩の小屋の宿泊客が多く、朝食を並んで待つ事になり、30分も時間を費やしてしまった。朝ご飯は卵焼きと海苔と佃煮と味噌汁。スタミナ切れにならないよう頑張っておかわりをした。
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【07:20 間の岳】
朝食を済ませ、6時半にいよいよ山頂アタック開始。岩だらけの急な斜面を一歩一歩踏みしめながら登る。途中幾度も急な鎖場が現れる。子供は少しビビリながらもなんとか慎重に登って行く。50分くらい登ったところで、間の岳を美しく眺めることが出来た。手前の赤い建物は北岳山荘である。
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【07:40 山頂】
午前7時40分、登り初めて1時間10分でやっと山頂に到達した。日本で二番目に高い山への初登頂である。快晴の空の下、360°のパノラマは非現実的な光景で夢の中にいるようであった。他にも大勢の登山客がいたが、皆一様に幸せそうな顔をしていた。
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【07:40 甲斐駒ヶ岳】
以下、山頂からの360°パノラマである。
まず、北から甲斐駒ヶ岳(右端)、左側は仙丈ヶ岳の裾である。
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【07:40 仙丈ヶ岳】
甲斐駒ヶ岳から西、北西方向には仙丈ヶ岳の美しい姿が。
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【07:45 中央アルプス】
仙丈ヶ岳から更に西へ、ほぼ真西方向に中央アルプス。中央アルプスの右端奥には霊峰御嶽山の姿も見える。
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【07:45 塩見岳】
中央アルプスから左側、南方向には塩見岳及び南アルプス南部の峰々が連なって見える。
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【07:45 間の岳・農鳥岳】
更に左、ほぼ真南方向には間の岳、農鳥岳が間近に見えた。時間に余裕があれば縦走して踏破したいところであったが、限られた休日での山行故、残念ながら諦めざるを得なかった。
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【07:50 富士山】
間の岳・農鳥岳から更に東に目を転じると日本一の名峰、富士山がその美しい姿を見せてくれていた。 3年前の登頂を思い出して感慨深かった。
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【08:00 鳳凰三山】
富士山から左側に目を転じると鳳凰三山である。画像真ん中に地蔵ケ岳のオベリスクがちょこんと突き出ている。
この画像の左が甲斐駒ヶ岳で、以上7カットが360°の大パノラマである。うっとりする眺めであった。飽きずに眺めていて山頂で約30分過ごしてしまい、下山の時間が切迫してしまった。
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