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境内の参道を2往復ほどして「からかい」が行われます。
最初の1往復は赤鬼が優勢です。途中で調子に乗って
「鼻の穢れ」や「又の穢れ」を天狗に投げつけて挑発します。
「鼻クソ」「チンカス」ですね。  ┐(-。-;)┌

天狗はこれをかわす仕草をするのですが、赤鬼が投げて
からかなり後に足をヒョイと上げます。私には完全に当たっ
ているように見えますが・・・。 ~(=^‥^A

鼻クソ攻撃とチンカス攻撃に怒ったのか天狗が本気モードに
入って次第に鬼を追いつめていきます。天狗は低い姿勢で
ヂリヂリと鬼を追いつめ、赤鬼はピョンピョン後ずさりしてい
きます。そして八角台の前まで来てついに抗しきれず、弐の
鳥居まで逃げ出します。
その後社務所まで引き返して、今までの罪の償いにタンキリ飴
をまき散らします。。
赤鬼が投げた後、赤組の若者が一斉にタンキリ飴を見物客に向
かってまき散らします。このタンキリ飴が厄除けとなり、これを食
べると夏病みしないと言われているので、見物客はこぞって拾い
合います。
飴と一緒に小麦粉をまき散らしますのでまるで噴火のようです。
このあと、鬼は境外に走り去ります。「門寄り」と言って氏子の町々
をタンキリ飴をまき散らしながら駆け回るのであります。

飴まきが済むと見物客はみんな粉で真っ白になります。でも全員
ニコニコしています。戦い終えての満足感と言いましょうか、奇祭
に参加した喜びと言いましょうか、一様に楽しげです。 私は目に
大量の小麦粉が命中して失明寸前?となり、大あわてで手水場
に走って目を必死で洗ったのでした。(;´д`)

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その4